赤鯱新報

【鹿島vs名古屋】レビュー: 開幕6連勝に自信も確信も深く。鹿島をもゼロで仕留めた“名古屋の勝ち方”。

■明治安田生命J1リーグ第6節
3月21日(日)鹿島 0-1 名古屋(16:03KICK OFF/カシマ/7,809人)
得点者:59’稲垣祥(名古屋)
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“名古屋の勝ち方”がまた一つ、確信を深めることになった。勝点3を求める戦い、徹底された作業はかつての鬼門に荒天が加わっても何ら揺るぎなく、サポーターのプレッシャーに応えるように激しさを増していた鹿島という強豪のラッシュにもその堅陣を保ち続けた。耐えることには慣れっこで、耐えていればチャンスは必ず1試合に数度は訪れる。守るだけでなく反撃にも十分な威力を有する名古屋は、その好機を逃さぬ抜け目なさと集中力を今季は手にした。それにしてもボランチの稲垣祥が6戦中3度目の決勝点というのは出来すぎだが、それが勢いというより一つの武器として感じられるほど、彼らはこの勝ち方をものにしている。

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