赤鯱新報

【名古屋vs広島】レビュー:勝機はあった首位との痛み分け。そこに見出す勝点1の価値は。

■明治安田生命J1リーグ第17節
7月22日(日)名古屋 0-0 広島(18:03KICK OFF/豊田ス/20,244人)
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この日のヒーローとなったランゲラックの言葉通り、両チームに十分な勝機があったのは間違いない。しかしその逃し方はまったく逆だったといえる。首位の、それもぶっちぎりで順位表の最上位を行く強豪には試合をコントロールし、決定機を計画的に生み出していくようなしたたかさが常にあった。名古屋はそれに我慢強く食い下がり続け、訪れた決定機をものにすることができなかった。両者の似て非なる勝点1の価値は、より名古屋に強く反省と修正の投げかけを与え、同時に少なくない手応えを与えるものだったようにも思える。

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