【2019シーズン全選手レビュー】宮原和也:大きくなった心の器。攻撃力を増し、人間力も深みを増した成長のシーズン。
6 DF 宮原和也
リーグ戦31試合2566分出場4得点
カップ戦3試合192分出場
天皇杯1試合18分出場
監督交代がなければ今頃は、“サイドバックでチーム2位の得点数!”とか“もはやストライカー!”など、攻めの修飾語を使って宮原和也を論じていたかもしれない。過去2年間の名古屋での彼は誰よりも試合に出る守備の人というイメージだったが、今季はある意味で誰よりも攻めの人だった。サイドバックで4得点はそこまで珍しい数字でもないが、シュートレンジの短さで宮原のような選手はそう簡単にはお目にかかれない。何せ4点すべてがペナルティエリア内でのシュートであり、すべてがセットプレーではなく流れの中での得点なのである。常習的にペナルティエリア内で得点機を得るサイドバックは良い意味で異常だ。
宮原にとっては死中に活を求めた結果だったのだろうと想像する。
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