赤鯱新報

【名古屋vs仙台】レビュー:敗戦が明確にする彼らの“迷い”。そこに見えるは勝利への次のアプローチだ。

■明治安田生命J1リーグ第28節
10月19日(土)名古屋 0-2 仙台(14:03KICK OFF/パロ瑞穂/15,485人)
得点者:7’平岡康裕(仙台)85’ハモンロペス(仙台)
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残留争いの渦中において、敗戦の持つ意味は重い。結果として、名古屋は14位に後退し降格圏にまた一歩近づいた。他方を見れば鳥栖が16位を脱して湘南が代わって降格圏へ。明日は我が身と名古屋は危機感を募らせながら、再び2週間の準備期間へとフェーズを移していくことになった。残りが5試合しかないのか、5試合も残っているのかはわからない。最大で勝点15を奪えると思えばまだチャンスは多いと思えるが、ここ10戦で1勝しかしていないチームにとっては勝点3は難易度の高いミッションにも思える。つまり捕らぬ狸の皮算用である。今すべきことは彼らはなぜ勝てなかったか、その負け方を振り返ることだ。それが唯一の、明日への第一歩であることに異論の余地はないだろう。

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