赤鯱新報

【仙台vs名古屋】レビュー:負けたがステージ突破のミッションは達成。悔しさも違和感も、次を勝つことでしか晴らすことはできない。

■YBCルヴァンカップ  プレーオフステージ 第2戦
6月26日(水)仙台 1-0 名古屋(19:03KICK OFF/ユアスタ/5,963人)
得点者:85’道渕諒平(仙台)
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試合は負けたが勝負には勝った。月並みな表現を使えば結果はそうだ。第1戦の2-0というアドバンテージはやはり彼らを大いに助け、2得点していなければ延長戦に足を踏み入れ、1点取られていれば勝負にも負けていた。少し残念なのはその優位を勝ち取ったメンバーが仙台のピッチには交代出場を含めて3名しかいなかったことだが、チームは一つなのだからこれはチームで勝ち取ったステージ突破である。ただし、試合に負けたことは事実で、メンバーを逆に入れ替えたからこそ名古屋はいまだ未勝利のうねりから抜け出せていないとも言える。重視すべき勝敗を満たせたことをまずは良しとしつつ、90分の敗戦をしっかり見つめる。そこには“代償”もあったのだからなおさらである。

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