赤鯱新報

【特別コラム】7年ぶりの7連勝のその先は。名古屋の今後の可能性を探る。

何度でも書くが、名古屋の強さがちょっと手の付けられないものになってきた。連勝街道の入り口ではまだ不安定さを多分に残していたチームは5連勝目の鳥栖戦に至ってかなりの完成度を披露し、浦和戦、磐田戦とその内容を次々とアップデートさせている。残る10試合の中には川崎Fや広島など上位の強豪チームとの対戦が残っているが、今の状態ならば十分に伍して戦える。そう思わせるだけの強みのあるサッカーになってきた。7連勝から一つ間を置くリーグ戦での立ち位置は、降格候補から瞬く間に残留争いを抜け出すまでに至り、順位もいつの間にやら11位。嘘のような話だが、降格圏までの勝点差7は、6位仙台との勝点差に等しい。名古屋はまだ何も勝ち得ていないが、残留以上の何かを勝ち得る可能性も出てきたのもまた確か。今回は次週から始まる“ラスト10”の展望を、チームの成長とともに探ってみたいと思う。

(残り 3164文字/全文: 3544文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ