赤鯱新報

【鳥栖vs名古屋】プレビュー:目の前の試合に勝ち、連戦を戦い抜く力を手にするために。“ゴール”から始める戦いを表現せよ。

■明治安田生命J1リーグ第5節
3月31日(土)鳥栖vs名古屋(19:00KICK OFF/ベアスタ)
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とにもかくにも得点である。明日から始まる怒涛の15連戦は、風間八宏監督も「わからない」と語る未体験の領域であり、選手をはじめチームを大きく消耗させることは間違いない。選手の疲労度をいかに抑え、可能な限りのフレッシュな状態を保って試合に臨めるかはスタッフに課せられた難解なミッションだが、その特効薬が勝利という結果であることもまたわかりきっていることだ。勝てば選手の疲労度は格段に軽減され、なおかつ内容にも良い影響を及ぼす。そして名古屋にとっての勝つための方法論が、すべて得点から生じるものであることは周知の事実だ。「自分を含め全員がゴールに対する意識が高くなってきている」。和泉竜司の感覚は、必然として指揮官がそう仕向けてきた彼らの生命線でもある。つまり連戦を戦い抜く術も普段と変わらず攻撃、そして得点にそのすべてが集約されてくるわけだ。

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