赤鯱新報

【2016シーズン全選手レビュー】青木亮太:無事に復帰を果たしたシーズン。来季こそ大器の覚醒へ。


23青木亮太
1stステージ0試合出場(0分)
2ndステージ1試合出場(19分)
ナビスコカップ予選リーグ0試合出場(0分)

昨年に引き続き、忙しいシーズンオフを過ごしているのが青木亮太だ。しかし治療とリハビリの繰り返しだった2015年の冬と、今年の冬とでは状況が全く違う。彼はいま全力で走り、跳び、ボールを蹴ることができる。来季のスタートを他の選手と並んで迎えられるというだけで、青木への期待感は高まってしまう。

青木がピッチに戻ってきたのは監督が交代する間際の8月上旬のことだった。それまでは膝の状態が一進一退で、一度フィジカルトレーニングに入りかけたが再び様子見に戻った時期もあり、少し慎重に患部の様子を見ながらまずはウォーミングアップにのみ合流した。その後、テーピングをがっちりと巻いてボール回しなどにも出てくるようになり、9月頭の豊田スタジアムでのミニキャンプでは対人練習にも復帰。田中マルクス闘莉王のテストを兼ねたU18との練習ゲームでは相手チームに入ってまずまずの動きを見せ、順調にステップを上っていった。

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