【2019シーズン全選手レビュー】青木亮太:“超回復”よ、もう一度。棒に振った1年は再び青木を高みへ導くか。
19 MF 青木亮太
リーグ戦0試合出場
カップ戦0試合出場
天皇杯0試合出場
今季の名古屋の背番号19が誰であったか、それをピッチで確認する機会はついに訪れなかった。昨年の今頃、正確に言えば2018年12月26日に自主トレをしている際に負傷した青木亮太は、左膝半月板損傷からのリハビリを9ヵ月かけて終え、2ヵ月ほどのトレーニング姿を見せるだけに留まった。2017年のエースの一人で、2018年は序盤の苦境の最中で必死にスタメンを守ってきたドリブラーは、プロ6年で二度目となる“1年を棒に振った”と表現されるシーズンを過ごしたわけである。悔しくないわけがないが、焦っても仕方がない。9月に全体練習に戻った青木はひどく落ち着いた声で「そんなに急ぎたいという気持ちはない」と言った。それが自分に対する不甲斐なさから来るものなのか、治療に対する細心の注意から来るものなのかはわからない。
(残り 1079文字/全文: 1463文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ