【赤鯱短信】田中マルクス闘莉王ラストメッセージ。「チームが継続していれば、オレも来年一緒に戦う可能性は高かった」
11月6日、名古屋は佐々木眞一副会長がジュロヴスキー監督と田中マルクス闘莉王との会談の場を持ち、その場で双方に契約延長の意思がないことを伝えた。その中でクラブは闘莉王に選手ではなくアドバイザーとしてのポストを提示したが、闘莉王はこれに困惑。「今年の失敗から勉強していない。方向性が見えないことにガッカリしている」と悲しみの表情を見せた。以下は会談直後と、クラブハウスに荷物を整理しに来た際のやり取りだ。闘莉王は来季もJ2で戦う気持ちでいた。ともにJ1復帰へ向け身を尽くしてくれる気持ちでいた。闘将のラストメッセージ、しかと聞き届けてほしい。
【佐々木眞一副会長との会談後】
Q:今の気持ちはいかがですか。
「いやあ…大変ですよ。何て言ったらいいかよくわからない。あんまり選手としては見てもらえていないということは、伝えられました」
Q:それは闘莉王選手の気持ちとしては…
「寂しい、の一言だな。ちょっと予想外のこともあって。心配だらけだなと」
Q:コーチやアドバイザーといった話もあったのでしょうか。
「アドバイザーって言われたね。ええ…って感じで。アドバイザーなんて…。あれだけサポーターが願っててくれたのに。まだまだわからない、方向性が見えないところにガッカリしているところでもあるんです」
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