【名古屋vs鹿島】プレビュー:新たな挑戦と基本の徹底。2つのベクトルを一つに収束させ、総力をもって鹿島を討て!
■2016明治安田生命J1リーグ 1stステージ第13節
5月21日(土)名古屋vs鹿島(18:30KICK OFF/豊田ス)
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今季2度目の鹿島との対戦は、にわかに総力戦の様相を帯びてきた。和泉竜司の負傷でトップ下は空席のまま、古林将太も練習試合前のアクシデントで万全の準備ができない。わずか2人の負傷者と言えども、11人の中での2人は割合としては大きい。小倉隆史GM兼監督はそのために新たなチャレンジを選手たちに課し、難敵を迎え撃つ準備を進めている。
今節の名古屋における最大のチャレンジが、田口泰士のトップ下起用であることは間違いない。前節は矢田旭を据えて地上戦での崩しを画策したチームだったが、残念ながらその目論見は奏功せず。小川佳純や小屋松知哉、杉森考起など他の候補者がいる中で、指揮官が選んだのはキャプテンの配置転換だった。そもそもは攻撃的ポジションの出身であり、プロ入りを勝ち取った高校時代は3トップの一角を担うなどFWに近い存在でもあった田口だが、「もう本職だとかわからなくなった」と苦笑するほど久々の前線での起用に、「楽しい」と意欲的に取り組んでいる。
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