赤鯱新報

【名古屋vs仙台】レビュー:たくましく戦い、土壇場で逃げ切った名古屋。ホーム初勝利はチームのさらなる成長を感じられる内容から生み出された。

■2016明治安田生命J1リーグ 1stステージ第4節
3月19日(土)名古屋 2-1 仙台(14:00KICK OFF/パロ瑞穂/9,232人)
得点者:45’+1シモビッチ(名古屋)82’ハモンロペス(仙台)87’矢野貴章(名古屋)
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今の名古屋を表す時、「強い」というよりは「たくましい」という言葉の方がしっくりくる。基本コンセプトから派生する非常にレベルの高い要求をする指揮官に対し、選手たちはあくまでコンセプトを守りながらも状況に応じたプレーを選択し、常に勝利を追い求めて戦っている。どちらがどちらにも依存しない戦いぶりは、およそ始動して2か月ほどのチームとは思えないほどだ。しかし、成熟しているのではない。彼らはただ、必死に戦っているだけである。

パロマ瑞穂での今季初戦を迎えるにあたっても、試合前から様々な試行錯誤があった。

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