赤鯱新報

【2015シーズン全選手レビュー】野田隆之介:数字は物足りないが、内容は濃密かつ劇的なシーズン。

09野田
9.野田隆之介
今季の個人成績はリーグ4試合1得点にナビスコ2試合2得点のみ。数字は物足りないとしか言いようがないが、その内容においては濃密かつ劇的なシーズンだった。

名古屋加入から1年半もの時間をリハビリに費やし、公式戦のピッチには約2年ぶりに立った無印の良質ストライカーは、練習試合を1試合こなしただけの状態でナビスコカップ準々決勝という緊迫の舞台に登場。ファーストプレーからトリッキーでお洒落なヒールキックを披露し周囲をどよめかせると、出場から31分後に自らの復帰を祝う得点を頭で叩き込んでみせた。復活のシナリオとしては出来すぎなストーリーは3日後、2戦連発という形でさらなる展開を見せ、野田隆之介に“持っている男”のイメージを完全に定着させた。

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