赤鯱新報

【2016シーズン全選手レビュー】野田隆之介:“全方位外交”の人気者。スキルフルなプレーで新天地での活躍を祈る。


18野田隆之介
1stステージ10試合出場(477)
2ndステージ5試合出場(199)1得点
ナビスコカップ予選リーグ2試合出場(146)1得点
天皇杯1試合出場(57)

日本代表入りも噂された有望株は、その才能の片鱗を見せるに留まったまま、チームを去ることになった。13年シーズン終盤戦で負った左ひざの負傷から1年半ぶりに復帰したのが昨年夏のこと。復帰戦であるナビスコカップ準々決勝では2試合2得点と躍動したが、10月の柏戦で今度は右足太ももの付け根を疲労骨折し、今季もリハビリスタートだった。それでも全体練習にはすぐに復帰し、ホーム開幕戦ではベンチ入り。フル出場は少なかったが、ポストプレーをはじめとするボールキープの巧みさとサイドと中央を問わないプレーエリアの広さを小倉隆史元監督に買われ、出場機会を順調に伸ばしていった。コンディション面の落ち込みを指摘され、ベンチ外になることもあったが、そのたびに勤勉なトレーニングでフィジカルを戻して戦線に返り咲いた。

(残り 936文字/全文: 1369文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ