赤鯱新報

【2018シーズン全選手レビュー】八反田康平:様々な忍耐の上に築き上げた良い現状。それを披露する場はいずこか。


21 MF 八反田康平
リーグ戦11試合301分出場
カップ戦3試合254分出場

成長なのか、それともこれが“本気”なのかは我々からは判別がつきにくいところだが、どちらにせよ言えるのは、今季の八反田康平は昨季よりも良い選手になっていたということだ。リーグ戦のスタメンは4試合、うち3試合が前半のうちにピッチを後にしており、なかには35分での交代やイエローカード2枚を食らっての退場も含まれる。どこに見せ場があったのかと問われれば何とも返答には困るところもあるのだが、1年間のトレーニングを通じての八反田のプレーには着実な前進が見られていたのもまた確かだったのだ。度重なる負傷に悩まされ続けた昨季に比べてもケガによる戦線離脱は激減し、テクニシャンに特有の線の細さもまた消えていた。惜しむらくはそれを披露する場があまりに少なかったこと。“走れる八反田”をもっと、実戦の中で見たかった。

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