「川崎フットボールアディクト」

佐々木旭、伸ばした攻撃性とその背景【コラム】

佐々木旭が取り組んでいた左足のクロス練習は、基本中の基本に立ち返ったものだった。

「まずは、一個一個というか、まずはボールを止める位置で自分が一番蹴りやすいところを探すというところ」

そう話し始めた佐々木には寺田周平コーチとのマンツーマンのやりとりについて質問した。8月23日の居残り練習で寺田コーチは、ボールの置きどころにこだわっていたからだ。

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だから、ボールを蹴りやすい場所を探すという基本的な話が出てきて少しばかり驚いた。蹴りやすい場所を探しつつ「あとはボールのどこを蹴ったらいいところに行くのかというところ」を試行錯誤し、そこからクロスの球種や、蹴り方にもこだわったのだという。

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