赤鯱新報

【赤鯱短信】背負う覚悟、挑む心根。立ち上がるべき時だからこそ際立つ“稲垣祥”という存在。

日一日と、“名古屋の漢”という立ち位置にその身を馴染ませているように見える。そこに何か特別な宣言があるわけではなく、むしろそれは不要だ。この世界、それを公言してしまう方が結果として嘘をつくようなことになってしまうこともあり、だからこそ稲垣祥が自然と発する「俺たち」という主語が頼もしい。キャプテンだから、年長者だから。そんなポジショントークではなく、背番号15の言葉は聞くたびにその重みを増していく。

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