赤鯱新報

【名古屋vs鳥栖】レビュー:手応えになる内容と、それだけに残念な結果と。勝利の難しさを感じた長良川の夜。

■明治安田生命J1リーグ 第31節
10月27日(金)名古屋 1-1 鳥栖(19:04KICK OFF/長良川/11,736人)
得点者:65’キャスパーユンカー(名古屋)89’富樫敬真(鳥栖)
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残念な勝点1だった。ただ、今の名古屋のチーム状態を如実に物語るような勝点の失い方だったとも言える。勝ち方を忘れてしまったと言うのはやや表現が強いのかもしれないが、二桁のシュートを放った前半の出来も、数的優位を得た後半も、勝てる試合展開だったことに疑いの余地はない。チャンスの数だけタラレバはあり、その数は少なくても鳥栖の側にも「勝てる可能性はあった」と思えるタラレバはあった。名古屋はといえば、その数は相手の倍はあっただろう。確率論に持ち込むまでもなく、だからこそ残念な結果というのが長良川での勝点1だ。

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