赤鯱新報

【名古屋vs横浜FC】レビュー:痛恨すぎる土壇場のドロー劇。この逆境、乗り越えてこその上位争いだ。

■明治安田生命J1リーグ 第26節
9月2日(土)名古屋 1-1 横浜FC(18:03KICK OFF/豊田/33,235人)
得点者:22’稲垣祥(名古屋)86’高井和馬(横浜FC)
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疲労感の募る結果になった。何とか追いつく引き分けもあれば、こうして土壇場で追いつかれての残念極まりないドロー決着もある。ましてや名古屋は公式戦3連敗中で、この日も中2日の厳しい日程の中で“虎の子”とも言える先制点を前半にねじ込んで86分まで来ていた。逃げきり、守り抜く闘いは彼らの得意科目のひとつで、今季もそれでいくつもの勝点を得てきたはずだったが、ひとつの隙が悪夢を呼ぶ。負けてはいないが、負け試合の雰囲気が漂う試合後のピッチに、名古屋の苦悩はありありと伝わってきた。

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