【甲府vs名古屋】レビュー:勝利への執着心の差が、1点差の結末に直結。泥臭さを失った名古屋は、早急な意識改革が必要だ。(2558文字)
■2015明治安田生命J1リーグ 1stステージ第2節
3月14日(土)甲府 1-0 名古屋(14:04KICK OFF/中銀スタ/11,851人)
得点者:81’阿部翔平(甲府)
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何が何でも勝とうとしていたか。その差が結果に直結した試合だった。それはモチベーション=意欲というレベルではなく、“執着心”というもっと生の感情に近いものだ。勝つためには何をすべきか、それを実行に移し、実現したのは、残念ながら甲府の方だった。
名古屋のメンバーは開幕戦同様の11人。2年目の小屋松知哉は2戦連続でスタメンに選ばれた。控えには矢野貴章が戻り、ひとまずはFW登録に。試合ではDF登録の方が多くなった矢野だが、この日は負傷明けということもあり、パワープレー要員の一人であったのかもしれない。対する甲府は数人のメンバーを入れ替え、さらに布陣をアンカーを置く3-5-2に変更。内容の良くなかった開幕戦から変化をつけてきたことは、名古屋の西野朗監督の予想通りである。
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