赤鯱新報

丸山祐市「もう少しチームとして、選手が入れ替わったとしても、どういう風に守るのかっていうのを、もうちょっと試行錯誤した方がいいなとは思います」【柏vs名古屋】試合後の選手コメント

■天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会 準々決勝
8月30日(水)柏 2-0 名古屋(19:03KICK OFF/柏/6,156人)
得点者:69’戸嶋祥郎(柏)90+2’マテウスサヴィオ(柏)
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○丸山祐市選手
Q:立ち上がりはすごく良かったのですが、そこからなかなかうまく攻撃ができなくなっていった印象です。
「まあ前半はどっちかというとボールは持てたので、それがいい感じで最後まで、シュートまで行けるイメージはありましたけど。後半に入って、最後のクオリティの部分があって後半の始めの方はちょっと落ち着きどころがなかったなっていう風には思いました。でもメンバーが交代して、先制点を決められて、ちょっと前に急ぐ形になっていた部分が良くなかったのかなとは思います。負けてしまったんで、結果がすべてだと思います」

Q:最初はDFラインからも良い縦パスが入っていたと思いますが、そこもやはりコースは切られますし、なかなかパスが入れづらくなっていったところもあると思いますが。
「まあ、引かれたっていう部分も若干ありましたし、そういった部分でどういう風にボールを回していくかっていうのを、いつもと違うメンバーでやっていたので。それがうまくいかなかったなっていうのは思いますし。相手の点が入ってからは、ちょっといつものイケイケな感じが、逆に中途半端な位置で取られてショートカウンターになってというのが続いたので、それもあんまり良くなかったかなと。ちょっとゴールまで遠かったなって思います」

Q:自分たちDFラインとボランチのあたりがポカンと空いている時間帯が多かったように思います。間延びして、相手の中盤にそこに潜り込まれてゲームを作られたところもあって、そのあたりはどう対処しようと思いましたか。
「そこはフォーメーションの、向こうの良いところであり、いやらしいところで。掴み切れない部分があって、それをうまく消そうとはしてましたけど、逆にいい形で見られて、前を向かれてっていうのはあったので。もう少しチームとして、選手が入れ替わったとしても、どういう風に守るのかっていうのを、もうちょっと試行錯誤した方がいいなとは思いますし。サブ組が、サブ組って言い方は良くないけど、でも、いつも試合に出ていないメンバーでしっかりとした結果を残せなかったのは、すごく残念だなと思います」

Q:相手がどんどん攻められるようになっていったところには、相手の攻撃の変化みたいなものを感じましたか。
「うーん、それこそ前線に細谷選手とマテウス サヴィオ選手が入って、よりチームとしての士気が、向こうは上がったのかなとは思いますし。そこで、ひとつ耐えられれば、こっちにもツキはあったのかなとは思いますけど、そこで押し返せなかったっていうのは。押し返せなかったというよりも、そこで失点したっていうのはすごくもったいなかったと思いますし、失点してからの、その押し返しの部分は、チーム全員、チーム全体として力不足だったかなと思います」

Q:自分のパフォーマンス的にはどうですか。久々にスタメンとしてプレーしてみての。
「でも久しぶりにやって、結果は出なかったのですごく悔しい気持ちは前提としてありますけど。ほんとに楽しくできましたし、もっと良いところ出せるんじゃないのかなとは思いましたけど。後半30分までできたので、個人としても足の違和感をそこに特に感じることなくできたので、チームが悪い状況の時こそ、常にチャンスもらった時にしっかりプレーしたいと思います」

reported by 今井雄一朗

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