重廣卓也「ボールが動くところと動かないところがグラウンドの中にあったから、全体をコンパクトにするのが難しかった」【名古屋vs仙台】試合後の選手コメント

2023年07月12日 23時15分　
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■天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会 ３回戦
6月12日（水）名古屋1-1（PK5-4） 仙台（19:00KICK OFF/CS港/3,423人）
得点者：99’マテウスカストロ（名古屋）105’菅原龍之助（仙台）
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〇重廣卓也選手
Q:グラウンド状況含め難しい試合だったと思います。
「まあ、基本は背後抜けを今日は求められていたんですけど、味方との距離がありすぎて。でも、中間取ろうと思っても、ピッチの状況がちょっと微妙やったから、ちょっと僕自身、今日はふらふらさまよっていたっていうのが前半は正直ありましたね。なかなか難しかったです。もう、はっきり濡れて動かないんだったら、もっと全体ももっとコンパクトにできたんですけど、ボールが動くところと動かないところがグラウンドの中にあったから、それが難しかったですね」

Q:そのせいもあってか、距離感が遠かったですね。
「確かに遠かった。普段、普段って言い方したらあれですけど、もうちょっと中間から背後だったり、中間で受けてさばいて、そこから背後に走ったりっていう、僕自身の 特徴っていうのはあるんですけど、どっちかというと今日は謙佑くんとかをちょっと落として、僕が背後に走るっていう方が、メインの戦術的にも一応あったので。そこは意識はしたんですけど、あまりにも距離がDFラインとあったので、それを途中で改善できたら良かったんですけどね。僕もそればっかりやっちゃったんで、ちょっと僕としては0点の試合でしたね。個人的に」

Q:攻撃を作ろうにも、短いパスがつなげないので組み立てにくかったですね。
「そうなんです、そこもね、ちょっとほんとピッチの状態がわからなかったので。水はけが良くなってるのか、ボールが止まるのか。中盤ぐらいでちょっと受けに行った時があったんすけど、その時もシンにバックパスしたらミッチまで行っちゃって。なかなか難しいなっていうのもあったりして。僕がもっと中間取れれば良かったんですけど。でも今日の求められていたことと、自分のプレーと周りの味方の状況っていうのが、今日はあまりマッチしなかったなっていう印象ですね。今日の前半は」

Q:前半の最後の方はチームでクロスを上げに行ったのかなと思っていましたが。シンプルにやりに行ったのかなという。
「まあ、そうっすね。クロス…まあ、縦パスがあまり、距離がやっぱりあったから縦パスもボランチも、たぶん陸とかもつけにくかったんやと思うんですよ。だからサイドで1回ちょっと時間作って、そこからクロスっていう選択肢になってしまったっていうのが正直ですね。本来ならあそこまでクロスを上げなくてもよかったんだろうけれども、それをするんだったらもっと縦パスを増やさないとうまくいかないので。縦パスを入れて初めて外が空くし、でも外から中っていうのもなかったから、もうクロスの一択しかなかったし。僕も3連発クロスあげましたしね。だからちょっとね、前半はうまく…みんなもかなり迷ってたとは思うんですよ。つなぐのか背後なのかっていうのはすごく迷ってたとは思う。でも、ダメです。個人的にはダメでしたって書いといてください(苦笑)」

reported by 今井雄一朗