【横浜FMvs名古屋】レビュー:つかみかけた勝点3。こぼれ落ちた勝点3。勝つことの難しさを名古屋はどう受け止めるか。
■明治安田生命J1リーグ 第12節
5月7日(土)横浜FM 2-1 名古屋(15:03KICK OFF/日産ス/22,178人)
得点者:24’中谷進之介(名古屋)、35’エウベル(横浜FM)、86’アンデルソン ロペス(横浜FM)
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不運で片付けてはいけないが、そう嘆きたくもなる試合ではあった。藤井陽也の“幻のゴール”が認められていれば試合の流れは当然違っていたし、だからこそ相手の猛攻を受けてもっと大差の敗戦になっていた可能性もある。結果は受け入れるべきで、しかし甘んじてはいけない。明らかな落胆の色を浮かべていた森下龍矢は「こんな顔して帰るのはもう絶対に嫌なので」と言い、「素晴らしい試合ができているということに甘んじている。勝たないと意味がない」と強く言い切った。次は勝ちたいです、という紋切り型の台詞を無責任と断じたぐらいに、彼は内心憤っていた。これでリーグでは6試合連続で勝ちがない。「引き分けでも勝っても、僕らには続けることしかできない」と吉田豊は前を向いたが、続けることへの信頼感を保つためには勝利が欲しい。
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