赤鯱新報

【Jエリートリーグ第1節vs清水】レビュー:様々な“試み”が交錯した今季のエリートリーグ初戦。可能性を探る場に、チームの成長の鍵はあるか。

■2022Jエリートリーグ/グループB
3月27日(日)清水 5-4 名古屋(13:00KICK OFF/三保G)
得点者:10’中山克広(清水)24’中山克広(清水)30’近藤慶一(名古屋)33’栗原イブラヒムジュニア(清水)34’齋藤学(名古屋)44’長澤和輝(名古屋)48’吉田晃(名古屋)66’成岡輝瑠(清水)86’加藤拓己(清水)
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今季も始まったエリートリーグ。初戦となる清水戦では大島琢コーチが指揮をとり、長谷川健太監督はスタンド観戦となった。

今季の名古屋はエリートリーグに本気だ。ただし単に優勝を目指すという意味ではなく、エリートリーグの在り方を存分に生かし、チームの強化につなげていく意志が見えたことが、“本気”の意味だ。ルヴァンカップの徳島戦の翌日に、清水の練習場である三保グラウンドで行われた今季の初戦に揃ったメンバーはある意味で多士済々。トップチームの選手とアカデミーの選手、そして地元愛知の大学生という混合チームで臨んだ戦いに、見どころは多かった。

名古屋のメンバー構成は阿部浩之ら主力に加え、若手、そしてアカデミーや大学生の練習生をふんだんに取り入れたものとなった。

まず触れるべきは16人の遠征メンバーだろう。

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