赤鯱新報

【名古屋vs神戸】レビュー:快勝から始まった30周年記念イヤー。チームの現在地を示す要素の詰まった90分間。

■明治安田生命J1リーグ 第1節
2月19日(土)名古屋 2-0 神戸(15:03KICK OFF/豊田ス/18,681人)
得点者:23’稲垣祥(名古屋)51’オウンゴール(名古屋)
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30周年の門出を祝う快勝劇として、手放しで喜びたいところをぐっとこらえて冷静に。いろいろな要素を踏まえて、いくつかの状況も加味した上で、この2-0の勝利は振り返るべきだと思う。名古屋がプレシーズンのアクシデントにより万全でなかったとすれば、相手の神戸もまた万全ではなかった。互いにでき得る限りの準備をこの一戦に注ぎ込んできたのは確かでも、どれだけの成果が得られるかは時に運にも左右される。確かなことはピッチ上にあり、しかしそれは見た目をそのまま受け取っていいものでもない。回りくどく書いたが、要すればつまりは地に足をつけて新生・名古屋の勝利を見た方が良いと思うのだ。

素晴らしかったのは間違いない。

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