赤鯱新報

【名古屋vsFC東京】レビュー: 受け入れられる強敵相手のゴールレスゲーム。連勝は途切れても、名古屋の強みは増すばかり。

■明治安田生命J1リーグ第7節
4月3日(土)名古屋 0-0 FC東京(14:00KICK OFF/豊田ス/15,035人)
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連勝は止まった。しかし名古屋が充実していることには少しの揺らぎも感じなかった。「勝つために選手は全力を尽くしたが、結果として1ポイントで終わった」。勝てなかったことに対する不満など微塵も見せずに、フィッカデンティ監督は淡々と、むしろ選手を称えるように語っている。ようやく自分たちの試合ができたと手応えを口にした敵将とはまた違った捉え方ではあったようだが、この勝点1の価値をしっかりと受け止める重厚さ、落ち着き払った態度がチームの成熟を物語るようでもあった。結果に一喜一憂せず。勝点を奪えているのだから、彼らは次の勝利へとつながる材料を手にしているのである。

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