赤鯱新報

理想の一つに掲げる攻守が見えた“後半”の75分間。「イメージの共有がすごく上手くいった。もっと精度、スピード、あとは得点につながるプレーとして求めていきたい」(阿部浩之)【沖縄キャンプレポート8日目(2/6)】

キャンプ中の練習試合、相手はJ2の琉球、しかも躍動感を出したのは後半に出てきたメンバーたちで、相手は逆に選手交代で主力がいなくなっていた、という部分を差し引いても、素晴らしい攻撃だった。45分3本で8-1の大勝は額面通りに受け取れはしないが、柿谷曜一朗と齋藤学、そして阿部浩之がそれぞれ2得点のそろい踏みはチームにとっては大きな手応えと価値を見出すに不足はない事実だ。守備にも奔走し、かなりの運動量を出した阿部が試合後のオンライン会見で開口一番、「あー疲れた」と満面の笑顔だったことも、それを裏付けてくれる。1-1、2-0、そして5-0。尻上がりに破壊力を増していったチームに、指揮官はむしろ冷静だったほどだ。

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