【鳥栖vs名古屋】レビュー:アクシデントを飲み込み、ズレを修正し続け守りきった勝点1。その価値は、これからの戦いが決める。
■明治安田生命J1リーグ第26節
11月3日(火)鳥栖 0-0 名古屋(13:03KICK OFF/駅スタ/6,912人)
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両チーム合わせてシュート11本という“貧打”の試合をどう捉えるかは十人十色で賛否も両論。双方のアグレッシブさが特に守備面で出た試合でもあり、少なくはあっても個の能力が光る決定機にGKの好セーブも見られた。開始30秒ほどでゲームプランを大幅に変えなければならない“事故”にあった名古屋にしてみれば不運含みの戦いで、それは試合開始直後だったからこそ調整に時間がかかったところもある。この日のメンバーで唯一のポストプレーヤーを失って戦う“90分間”は、最後までそのギャップを埋めきれないまま終わった感が強い。結果、ピッチで表現できたのは守備の堅さの方ばかりで、攻撃に難を抱えていた鳥栖が相手では及第点といったところ。もちろん楽な試合ではなかったが、物足りなさが残ったのは正直な感想だ。
名古屋が抱えたハンディキャップは想像するよりも大きかったと思われる。
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