【赤鯱短信】1年9ヵ月の苦難を乗り越えて。渡邉柊斗がようやくスタートラインの前に立つ。
ようやく、という言葉をいくつか重ねればいいのかわからないほどの我慢の時を乗り越えて、渡邉柊斗が“チームの全体練習”というスタートラインに立とうとしている。昨季のタイキャンプに“特別指定”のような形で参加し、ゲームに出場してすぐに左ひざの前十字靭帯を断裂。シーズンの途中で一度はピッチに復帰したが、それも「正直無理やりやっていました」という状況で、今季も負傷の状態とのにらめっこが続いていた。夏に復帰できるかも、という話も聞いていたが、やはり状態が思わしくなく伸びに伸びた部分合流は11月に入ってから。しかし10日のトレーニングでミニゲームに入った姿を見ることができ、本人もひとつの手応えをつかんでいるようだ。おそらくはこのオフ明けから、背番号30は全体練習に正式に合流する。待ちに待ったその時に、我々も心が躍るというものだ。
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