赤鯱新報

【赤鯱短信】チームを前に進ませるために。和泉竜司の戦う覚悟。


名古屋は清水とどう戦うのか。それを左右する選手の一人が和泉竜司であることは間違いない。前節で約1年3ヵ月ぶりの3バックに入った背番号29は、もはやウイングバックのごとく駆け上がり、「ガチャガチャしてましたよね」と苦笑する左サイドをトリオ最年長として下支え。秋山陽介と相馬勇紀の突貫ぶりに負けないゴリゴリのプレーで存在感を示した。慣れないポジションをやると普段使っていない筋肉に負担がかかったりするものだが、もはやGK以外はどこでもという万能選手となった和泉の身体はとにかく頑丈だ。「疲れましたけど、身体は大丈夫です」。25歳の誕生日に重要な白星を得た生え抜きは、「良い誕生日になりました」とほほを緩める。

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