赤鯱新報

対戦相手を封じ、突き崩すインサイドワークの徹底にチームも躍動感で応える。「次は監督にとっての最初のホームゲームですから良いスタートを切りたいよね」(ランゲラック)【10/2練習レポート】

集まってくる選手たちを見つめるフィッカデンティ監督も、引き締まった表情をしていた。

週の半ばに二部練習を行なうこと自体が既にハードワークである。まず内容に触れる以前に、やはりフィッカデンティ監督の求めるフィジカルのレベルは非常に高いことを改めて思い知らされている。まずアスリートであるべきだ、と選手たちに問いかけた指揮官は、フィジカルトレーニングこそ行わなかったが、今日も今日とてチームの多くの約束事や戦術を授けた。連日増えていく自分たちの戦いのベースとなる動きと考え方はしかし、着実に浸透しているようでもあり、「ちゃんと理解できているか見たいから」として午後に行なった敵なしのフォーメーション練習では、見た目にはスムーズにパスが渡っていったように見えた。だからこそチームは攻撃の次の考え方を練習することもでき、充実の二部練習を完遂することもできたと思う。

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