赤鯱新報

原点に立ち返る「“いつ”を合わせていく」という金言。「相手の前でただスペースが空いているところに、自分が走っていただけだった」(吉田豊)【6/6午後練習レポート】

午前に続きしっかりと練習の入りを引き締める風間監督。

中断期間をフル活用する二部練習の1日目は、選手たちに思い出させることがメインテーマとなった。思えば一昨日のトレーニングにもそういった傾向があり、今回はさらに具体的なところに踏み込んだというのがその感想。場所を攻めずに人を崩すとは仙台戦の前にも風間八宏監督が提示していた彼らの通貫すべき戦い方であったのだが、エースを欠いた中での感覚のズレが、根幹たる部分に影響を及ぼしていたのだと指揮官は示してくれた。「キャンプでもやっていたものですが、新鮮でした」と吉田豊は言う。午前の1時間、午後の45分間というコンパクトなトレーニングには、実に濃い内容が隠されていたわけだ。

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