赤鯱新報

【特別インタビュー】榎本大輝「ずっとチャレンジするのが“ドリブラー”。僕らは変わり者です(笑)」<前編>

話を聞けば聞くほどその興味深いパーソナリティに引き込まれてしまう。
先月、大学の同級生である渡邉柊斗に代わる形で名古屋の特別指定選手を外れたが、
「まったく気にしてない。死ぬわけじゃないし」とあっけらかんとしている。
プロの舞台ではいまだ本領を発揮できずにいるが、それもまったく心配していない。
なぜなら、ドリブラーはチャレンジするのが本分と定義づける男だからだ。
榎本大輝。仕掛け続ける男である。あと数ヵ月で名古屋グランパスに加わるのがひどく待ち遠しい。

前編「とにかく今はインカレを目指す。そして良い“作品”を作って、監督を喜ばせたい」

Q:今回は残念ながら特別指定を外れることになったわけですが、率直な気持ちはどんなものでしたか。
「いや全然何も。ないですね。まっっったく気にしてないですね。ショックを受けるとか、そういう気持ちになる時間がもったいないです。死ぬわけじゃないし、まあいいんじゃないですか。大学に集中することでコンディションを上げていこうと思っていますし、ケガもしないようにして、そのまま来年に向けてということを考えたいです」

Q:特別指定選手として試合に出られる可能性を持ちつつプレーしていた期間の経験については?
「そんなには…でも大学との強度の違いはけっこう影響を受けた気がします。細かいところ、守備でそのボールに行くか行かないかというあたりは特に」

Q:自分のプレーを変えるまではいかなかったと。
「そうですね。変えなきゃいけないところもあるんですけど、自分の持ち味は絶対に変えずに、そこにアクセントを加えるという感じです。いつもそうなんですけど、それぐらいです。そんなに全部を変えようとは思っていないです」

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