【名古屋vsG大阪】プレビュー:真夏の悪夢はもういらない。自分たちの試合をデザインし、今こそ確信ある勝利を。
■明治安田生命J1リーグ第20節
8月5日(日)名古屋vsG大阪(18:00KICK OFF/豊田ス)
———-
8月、低迷するG大阪、記念ユニフォーム、豊田スタジアム…いやいや気にすまい。目の前の試合に全力を尽くし、良い試合をすることで最良の結果を生み出すチームに過去のデータなど無意味だ。あの頃とはメンバーも監督も違う。チームのスタイルも違う。前節で16戦ぶりの勝利をつかんだ名古屋には、上昇気流をつかまんとする勢いも感じられる。ましてや勝てば降格圏の出口が見えてくる戦いに、いらぬ詮索は無用だ。
まだ不完全ながら、チームは反攻への糸口をつかみかけている。その最たるものが攻撃面の改善であることは言うまでもなく、風間八宏監督が手応えを感じていることもまた間違いのないところ。「きれいなゴールを取れたり、目に見えるものがいくつかあったので、そういうところで確信に変わっていくと思う」という言葉が示すのは、前節で見せた戦いに、現状での勝ち方のヒントが詰まっていたからだ。理想にはまだまだ程遠い。しかし実現へのアプローチは見えた。その文字通りの最前線にいるのが、躍動感あふれるFWたちである。
(残り 2395文字/全文: 2891文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ