【名古屋vs奈良】レビュー:JFL相手にまさかの“大逆転負け”。この敗戦で名古屋は真の正念場に立たされた。
■第98回天皇杯全日本サッカー選手権大会 2回戦
6月6日(水)名古屋 1-1(PK4-5) 奈良(19:00KICK OFF/パロ瑞穂/2,455人)
得点者:45+4′ ガブリエルシャビエル(名古屋)75′ 金久保彩(奈良)
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失態である。いわゆる“J4”にあたるJFLで現在6位、得失点差は上位陣には珍しいマイナス2という奈良クラブから120分間で1得点しか奪えず、後半に追いつかれてのPK戦負け。言い訳の余地はなく、これで天皇杯は2013年、15年、16年に続く初戦敗退という何とも相性の悪い大会となってしまった。試合後、ゴール裏のサポーターからは怒号にも似たブーイングが浴びせられ、「結果を出せよ!シュートを打てよ!」と厳しい言葉も投げつけられた。「選手も、チームとしても受け止めなければいけない」。キャプテンの佐藤寿人は自らのPK失敗とともに、不甲斐ない結果とありのままに向き合った。
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