赤鯱新報

【名古屋vs横浜FM】レビュー:降格圏内対決は痛み分けのドローで終結。見た目には好試合も勝てない日々はまだ続く。

■明治安田生命J1リーグ第13節
5月5日(土)名古屋 1-1 横浜FM(19:03KICK OFF/豊田ス/38,280人)
得点者:26′ 喜田拓也(横浜FM)75’ジョー(名古屋)
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1-1というスコアにはそぐわないほどの熱戦には違いなかった。選手たちからしてみれば冷や汗が止まらない展開も、ジョーの言う通り観客席を大いに沸かせるある種のエキサイティングな内容ではあった。両チームともに勝機は間違いなくあった試合で、互いに決め手を欠いた点では痛み分けという結果は妥当性もある。しかし名古屋は危機感を感じるべきだろう。16位の相手と18位の自分たちによる試合は序盤から完全に支配された。後半になって相手が見せた隙に乗じて追いついた側面は否めず、何よりまた勝てなかった。物事の良い面を見るのは大事だが、11戦連続勝ちがないという事態から目をそらしてはいけない。

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