【2016シーズン全選手レビュー】田鍋陵太:来季のために費やした1年間。逸材の爆発的な復活はなるか。
14 田鍋陵太
ひたすらに黙々と、リハビリに励む1年間だった。右足の後十字靭帯の手術をしたのはちょうど昨年の今頃のことだ。永井謙佑にも匹敵すると評された爆発的なスピードとフィジカルは、そのパワーゆえかなかなか制御できず、復帰しては負傷を繰り返し、今回も昨年6月の仙台戦の試合中に受傷したものだった。その当時は違和感程度でその後も練習を続けていたのだが、精密検査をしてみれば後十字靭帯が切れていたというのだから、グスタボばりの化け物エピソードではある。「来季はリハビリです」とサバサバした表情で語っていた男は、気が付けばもう5年目のシーズンを終えていた。
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