【11/12練習レポート】今週のトレーニングはひとまずここがピークか。攻守分業メニューに加え、紅白戦も行ったチームは5日ぶりのゲーム形式で実戦勘を養った。
強い西日が差す午後に行われたトレーニングは、攻守それぞれのチェックと実戦形式での練習が行われるなどボリュームのあるものとなった。
まずウォーミングアップの後に行われた攻撃陣、守備陣それぞれの練習では、以前に行われたものと同様に、各セクションの動きのチェックに主眼が置かれた。攻撃陣はいくつかのパターンでのシュート練習が展開されたが、シンプルな落としからのシュート&クロスシュートのほか、縦パスの交換からの崩し、ボランチとサイド、FWのパス交換からの崩しとコンビネーションの醸成がメインに。
その中で存在感を見せたのはやはり田中マルクス闘莉王で、選手の動きのバリエーションを引き出すようなパス出しや、川又堅碁などには具体的なボールの引き出し方、持ち出し方などをアドバイス。西野朗監督とそれぞれに指示を出し合う情景は、前線に上がったことで頻繁に見られる光景となってきた。守備陣は地味ながらも大切なラインディフェンスの連係向上のパターン練習を繰り返し、よりよい守備組織構築に努める姿が見られた。
(残り 1678文字/全文: 2614文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ