赤鯱新報

西野朗監督試合前日会見の模様。「雰囲気だけでも戦えないし、戦術的にも統一したものが少しでも出せるように」(2335文字)

ウォーミングアップのパス練習の間、西野朗監督も同じようにボールを蹴っていた。時折見せる巧みなトラップは、さすがのテクニシャンと思わせた。

ウォーミングアップのパス練習の間、西野朗監督も同じようにボールを蹴っていた。時折見せる巧みなトラップは、さすがのテクニシャンと思わせた。

西野朗監督前日会見の様子は以下の通り。

●西野朗監督:
Q:明日は大記録が達成される試合ですが…
「それはナラのですか?(矢野)貴章も300試合ですよ。雰囲気はまあ、なかなかいいですね」

Q:前節が良い試合で連勝を狙っていきたい中で、そうした選手のモチベーションを上げてくれる要素があるのは良いことですね。
「あんまり言葉にはしないようにはしているんですよ。本人は普通にと言っても、特別な思いもあると思うし、二人とも。自ずとそういう雰囲気というか、みんな気持ちを持っているので。あまり過剰にとは思ってますし。とにかく少しでもね、良いパフォーマンスというか、プレーを見せたい、出したいという中で入れているので。その強い気持ちが素直に出ればいいと思います」

Q:前節は自分たちのことに集中した試合でしたが、ある程度上手くいったことで相手のことも考慮した戦いになってもいくんでしょうか。
「それはね、だからといってレイソルに通用するとも限らないし、それ以上のというか。フレッシュさで前節は獲りに行けた、あまりマイナス要素を考えることなくチャレンジできたという上での結果だったと思う。レイソル相手にはレイソルのストロングポイントもしっかり消せるような中でということも考えないと。当然、レイソルも変わった名古屋への対応をしてくるだろうし、もともと力はあるチーム。雰囲気だけでも戦えないし、戦術的にもやり方というか、闘莉王、4バックというところの統一したものがやっぱり少しでも出せるように。なんとなく、感触的には前節の戦い方でやっていけばというところは、(前節が)マイナスに出なかっただけに、良い形で(イメージを)持ってくれているところがある。(田中マルクス)闘莉王あたりも前節以上にマーキングが厳しくなってくるし、そこを抑えればとレイソルは考えているだろうし」

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