赤鯱新報

【広島vs名古屋】プレビュー:対広島に考えられる二つのゲームプラン。代表ストライカーの競演か、超強力スーパーサブか、指揮官の選択やいかに。

■2015明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第9節
8月29日(土)広島vs名古屋(19:00KICK OFF/Eスタ)
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広島からいかにして勝点3を奪うのか。そのゲームプランが週末を戦うスターティングメンバーの選択肢に、大きな影響を与えることになりそうだ。

非公開練習前の水曜日、ハーフコートでの紅白戦でスタメン組の前線には何とも豪華なメンツが並んだ。ここ数試合でトップ下を務めていた小屋松知哉がU-23 日本代表合宿で負傷したため、その代役探しが急務の中、西野朗監督がまず試したのはノヴァコヴィッチのトップ下起用。永井謙佑と川又堅碁との共存は今季幾度となく試されるも結果を残すことができなかった組み合わせだ。しかしポジションの配置としてこの形は初めてであり、周囲もその相乗効果に期待を抱いている向きもある。例えば矢田旭は「ツートップが裏に抜ければボールを受けるスペースもできるし、いつもと違うノヴァが見られれば」とポジショニング的な相性を挙げ、永井も「オレと堅碁でDFを引きつければ、逆にノヴァの良さは出る」と好意的に受け止めている。ノヴァコヴィッチ本人も「ボールを引き出して、危険なゾーンに入っていきたい。自分の得点だけでなく、チームとしてコンパクトにしてチャンスを作っていく」と意欲的に語っている。

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