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高井幸大、CKで1得点/練習試合・FC東京戦【コラム】

高井幸大がFC東京との練習試合でゴールを決めた。11月18日の小平でFC東京戦の45分の3本目。15分のCKの場面だった。

遠野大弥が蹴るCKをヘディングで合わせたゴールで、控えめなガッツポーズに続き、集まったチームメイトからの祝福を受けていた。

そのゴールについて高井は「久々です」と一言。おそらく6月25日の大宮との練習試合以来の得点のはずだがもう少しペースアップしてほしいところ。高井自身も「毎試合決めたいです」と話していた。


高さがあるだけにセットプレーからの得点は毎回期待しているが、やはりプロの世界ではそう簡単なことではない。以前セットプレーについて聞いた際には、高井よりも身長の低い選手とのマッチアップでは、フリーでヘディングできないよう、体を当てられたり駆け引きされたりして難しさがあった話していた。そうした相手選手の対応を上回るために、体幹を鍛えるなどのトレーニングが必要で、それを続けていると話していた。今後そうした練習の成果が見られることを期待したいところだ。

ちなみに昨季のプレミアリーグ横浜FMユース戦では2ゴールしており、ハマればゴールは決められる選手だということは記しておきたい。

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なお、高井はこの練習試合については2本目の途中から出場。こちらは無失点で終わらせたが、3本目に2失点。この件について「どっちもミスからだったので。もったいないかなと」と反省していた。その上で「でもそれは選手個々の問題なので」としつつ、その個人のミスをカバーできるよう「チームとしても対応を改善していければと思います」と前を向いていた。

(取材・文・写真/江藤高志)

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