「川崎フットボールアディクト」

勝ち点1差の直接対決。橘田健人のチャレンジに期待/J1 第8節 vs柏【プレビュー】

■速い攻撃に注意

ACLのグループステージを前に4月のリーグ戦3試合の3連勝を狙っていたフロンターレだが、ここまでの2試合の結果は厳しいものだった。2試合で1分け1敗と未勝利で、前節の磐田戦は相手のミスに助けられ土壇場で同点に追いつく大苦戦を強いられた。

決して状態は良くないが、そんなチームは国内での最終戦として柏戦を戦うことになる。

柏は現在フロンターレとは勝ち点差1差の3位。2位のフロンターレとは消化試合数が2試合少ないため、どうしても直接対決で叩いておきたい相手だ。

その柏は、得点源の細谷真大や2列目に控えるマテウス・サヴィオといった攻撃陣を擁する攻撃に目が向きがちだが、特筆すべきは7試合を終えてわずか3失点の守備と考える。

無失点試合はすでに4試合を数えており、失点した3試合はいずれも1失点にとどめている。唯一の敗戦となった鹿島戦を除けば6試合とも得点を重ねており、ネルシーニョ監督の作る手堅いサッカーに、得点力のある個人の能力を最大限に活かした攻守にバランスの取れたチームに仕上がっている。

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