赤鯱新報

【名古屋vs町田】レビュー: 近いようで遠い得点と勝点3。22年ぶりの開幕連敗は、這い上がるためのトリガーとなるか。

■明治安田J1リーグ 第2節
3月3日(土)名古屋 0-1 町田(14:03KICK OFF/豊田ス/30,415人)
得点者:21’藤尾翔太(町田)
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あらゆる意味で“重たい”試合だった。質実剛健と、かつ活き活きとプレーしたのは町田の方で、持ち味や良さというものを伸び伸びと表現したのも町田だ。立ち上がりこそこの1週間の準備が感じられるパフォーマンスだった名古屋だが、徐々に、それは忍び寄るように尻すぼみになっていった。例えば横浜FMや川崎にやり込められることも「手も足も出ない」という表現をするが、この90分間も表現としては手も足も出ないものだったと言える。用意周到な町田にことごとく先手を取られる試合は0-1という最少失点での敗戦に見えて、わずかに1点をも返すことができなかった点で根の深い敗北となった。

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