【赤鯱短信】もがき続ける日々、続く痛みとの闘い。前田直輝はそれでも前進を止めない。
変化に気づいたのは10月18日の公開練習の時だった。前田直輝と言えばナイキのスパイクだったのが、足元を飾るのはミズノのモレリア。念のため見返してみるとその前の公開練習である10月8日にはまだナイキを履いていた。選手がスパイクのメーカーを変える時には様々な理由があるが、前田のようなテクニシャンタイプが“相棒”を変える時にはそれなりの理由があるはずだ、と思ったら肩透かしを食らった。
「いや、全然。別にほんとに全然。全然大きな決断じゃないです」
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