赤鯱新報

【名古屋vs鹿島】レビュー:闘い、走り、もぎ取った勝点3。鹿島の“理想”を跳ね返し、“現実”の勝利を名古屋は手に入れた。

■明治安田生命J1リーグ 第23節
8月13日(日)名古屋 1-0 鹿島(18:03KICK OFF/豊田/38,642人)
得点者:37’野上結貴(名古屋)
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手堅く勝つのもまた、上位を争う上では不可欠の要素となってくる。理想を追うばかりではこじ開けられない扉もあり、その点において好対照にも思えたのが今回の鹿島戦だった。3ヵ月前のアウェイでは勝利に徹した鹿島が名古屋をねじ伏せたが、豊田スタジアムでの再戦でそれを完遂したのは名古屋である。拮抗した戦いであったことには間違いなく、その点では鹿島の強さもまた感じた試合ではあったが、ホームの大声援に呼応するように90分間のハードワークをやりきった名古屋が勝ちきった。前日に行われていた上位勢の結果を受ければ、それは必然ともいえる戦いぶりだった。

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