赤鯱新報

【名古屋vs新潟】プレビュー:整った舞台に求める画竜点睛。熱く、激しく、名古屋らしいリーグ再開の1勝目を得たい。

■明治安田生命J1リーグ 第22節
8月5日(土)名古屋vs新潟(19:00KICK OFF/国立)
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新戦力のデビュー戦というよりは、新たなオプションを携えて挑むビッグゲームというとらえ方の方が正しいだろう。3週間弱のサマーブレイクは名古屋にとっては休息と落ち着いて準備を整える時間となり、合流した新戦力たちを真の意味で見極める場面はなかったと指揮官は言う。しっかりとした練習試合は行われず、対外試合は中京大との変則的なものだけ。天皇杯の前に「体調不良の選手も入れ代わり立ち代わり、なかなか全員がバシッと揃うことがあまりなかった」という発言も踏まえれば、新潟との国立ホームゲームに臨むにあたっては、中断前3位のチームに厚みが加わり、後半戦へという状況の輪郭が自ずと見えてくる。迎えた新戦力は多くとも、それはリニューアルやモデルチェンジを意味するものではなく、あくまで“レタッチ”だ。前半戦で確立した勝利の文脈に、加筆と修正を加えてより良いストーリーを描き出していく。

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