赤鯱新報

【名古屋vs京都】レビュー:きっちり仕留めた開幕連勝。試行を求め、結果も手にする手堅い戦い。

■明治安田生命J1リーグ 第2節
2月25日(土)名古屋 1-0 京都(16:00KICK OFF/豊田ス/21,327人)
得点者:62’永井謙佑(名古屋)
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本領発揮とまではたどり着かずも、前進は見せられたからこその連勝である。前節同様の課題は京都を相手にしても未だ解消しきれないところはあったが、相手の特徴や想定される悪い流れを考慮すればそれも飲み込まねばならないところはあった。完璧な試合を人は求めるが、理想として掲げるのは必要でも、すべてを完遂しきれることはめったにない。その割合ができるだけ高いことをどこまで求め、執着するかも重要で、かつ、どこで割り切り、諦め、勝敗を追求するかが勝負の世界の分かれ目だ。ホーム開幕戦は華やかに飾りたいところだったが、大前提は勝つことである。それを逃さなかったチームの満足度は人それぞれでも、勝ったが故に納得度は高い。想定外の負け方はあっても、想定外の勝ち方はそうそうあるものではないからだ。

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