赤鯱新報

強度を上げて、なお上げてと要求される猛練習。「今年は特にタフさが求められている。体力的にも頭の切り替えにしても、すごく速い展開になる」(武田洋平)【2/27練習レポート】

時間通りに練習を始める長谷川健太監督。「今日の最後は5対5のオールアウト」と、のっけから選手たちに覚悟をさせる一言を発した。

本来ならば試合翌日だったはずの日曜日のトレーニングは、それがなかったからこその高い負荷が選手たちにかけられた。練習開始前の円陣で、長谷川健太監督が発した第一声が「今日の最後は5対5のオールアウト」である。人数によってコートの大きさを変え、負荷のかかり方を調整するこのトレーニングだが、これまでのところ5人くらいが一番厳しそうに感じる。それより多いとコートも大きくなり、逆に人数でカバーできてしまうところも出てくるが、5人はとにかく走る量と距離感が絶妙にきつそうだ。それ以下ならミニゲーム感が強くなり、ボールへのアプローチも短くなる。そうした宣言をしたうえで、「もっと強度を上げる」と付け足すのだから、もう聞いているだけで恐怖である。

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