赤鯱新報

【名古屋vs鹿島】レビュー:どん底を感じさせる惨敗。出しきることで勝てるようになるのは、名古屋も鹿島もどこも同じだ。

■明治安田生命J1リーグ第21節
5月12日(水)名古屋 0-2 鹿島(19:03KICK OFF/豊田ス/4,844人)
得点者:32’犬飼智也(鹿島)86’杉岡大暉(鹿島)
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川崎戦の大敗よりもショックは大きい、これは惨敗と言える試合だった。スコアは0-2といたって珍しいところはなく、鹿島という相手を考えればこの結果はさして予想外のことではない。だがキックオフからひたすらボールを失い続け、守護神までファンブルし、シュートが驚きのゼロとなれば、そこに情状酌量の余地はない。中3日の連戦だったことは試合を支配していた疲労感、重さの要因として数えてもいいが、鹿島はFWに負傷者続出でMFの土居聖真が1トップを務め、中2日の試合でターンオーバーを決行してのこの戦いである。上手くいかなかった理由は見つけられても、それを示せば空しくなる。完敗にして惨敗を喫したチームは、力なくホームスタジアムを後にした。

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