赤鯱新報

「いろいろな状況の中でも最終結果が良くなるように物事を運ぶということをやっていきたい」マッシモ フィッカデンティ監督試合前記者会見の様子

○マッシモ フィッカデンティ監督
Q:まずは金崎選手と山﨑選手の状態が気がかりです。彼らの不在は戦い方も変えると思いますが。
「まず山﨑にかんしては鳥栖戦から10日というところで、試合中にあった状況としては内側靭帯の捻挫ですので、あと2~3試合は難しいのかなというところです。しかし今シーズン中には戻れるというレベルの負傷かなと思います。金崎にかんしては今シーズンの復帰は絶対に無理です。今はまだ慎重にどういう状態なのかを正確に把握し、彼の治療の方向性を決める必要がありますので、今はあまりはっきりした診断をせずに、多くの方の意見を聞きながら治療方法を探していくことになると思います。
まったくもってそういった角度から見た時に好ましい状況とは言えないのですが、その中でどういう形でシーズンを終わらせるかということでは、“vendere cara la pelle”という言葉があります。猛然と、死に物狂いで戦う、抵抗するということです。ここまですごく良い形で来ていますので、いろいろな状況の中でも最終結果が良くなるように物事を運ぶということをやっていきたい。監督としても戦力はすごく厳しい状況になってしまいましたが、だからこそこれまで頂いた本当の多くのサポーターの力を、今年のホームゲームの結果を見ればそれは明らかで、幸いにも言っていいのかわかりませんが、得意としているホームゲームが残りは多いので、良い終わり方をできればと思います」

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